アンガーマネジメントコンサルタント™のマサッキーです。
拙著「アンガーマネジメント 品質管理は心の管理」に絡めてアンガーマネジメントとモノづくりについてお伝えします。
モノづくりに携わる方々、 会社(お店)の「ルール(手順)」を守っていますか?
多くのルールは
・よりいいモノを作るため
・不良品を出さないため
・同じモノを作るため
など、安定した製品の供給を目的として設定されています。
製造業においては機械化が進み、間違ったことができなくなる仕組みづくりが進んでいますが、それでも多くのモノづくり作業は人の手を介して行われています。
だからこそ「品質管理は心の管理」なのです。
ルールを守るか守らないかは人の心に関わってきます。
決められたルールを守るか守らないかは心次第です。
会社のルールを「面倒くさい」と感じることはありませんか
「面倒くさい」と感じたルールを飛ばしたりしていませんか?
ワッシャーとナットをそれぞれ100個数えてから作業にかかる「員数管理」。
確実に100個を数えてから作業をすれば、作業終了時には手許に何も残らないので、取り付け漏れはなかったことになります。
ところが100個を数えることが「面倒」で、箱ごと持ってきて作業をすると、実際に100個使ったのかどうかはわかりません。
出来上がった製品を一つずつ確認することになります。
さて、どちらの方が「手間」でしょうか?
一見「面倒」と感じる作業も、実は早く確実な方法であることが分かります。
安定した製品をつくるのは自身の心次第。
「品質管理は心の管理」です。